「中国少数民族の服飾展」〜あいのいろいろ〜2024年4月27日(土) 〜 5月6日(月)
中国少数民族の染織文化を20年以上日本に紹介してきた坂井昌二氏が
久しぶりの中国現地で買付けした最新のコレクションをご覧頂けます。
真っ青の展示会場に是非、足をお運びください。
誰彼にいろいろ言いたい事はあるのですが、コロナ禍を経て4年3ヶ月、
パスポートにハンコ(査証)ひとつ押してもらうのにこんなにも長い時間がかかってしまいました。
あの人達は「お友達とは仲良くしなさい」と昔学校で習わなかったのかしらんと不思議で仕方ありません。
いずれにせよ、久し振りの中国少数民族の布をメインにした展示会です。
ミャオ族ではかつて色鮮やかだった衣装に上から藍をかけ直し落ち着かせたものを「亮衣」に対し「暗衣」とよびます。
「便衣」はそれこそ実用一辺倒に作られた藍布の普段着。
今回の展示はそうした華やかでもなく衒いのない藍一色の魅力を引き出せたらなと考えています。
路線変更?老いたのか、枯れたのか、何かしらを悟ったのか、
あるいは豪華な衣装を買い付けるだけの金に行き詰まったのか、いかようにでも。
宜しければ何卒お越し下さい。
miaomiao 坂井昌二
※坂井氏のほうは基本、毎日在廊される予定です。
<坂井昌二氏 プロフィール>
1986年~89年 中国を始めアジア各地を回り、以降8年間会社勤めをしながらも夏冬の年2回必ず「アジア詣で」を続ける。
1997年 広西チワン族自治区南寧に留学
1998年 雲南省麗江に留学
1999年 留学より帰国、主にアジア関連の品を扱う店舗やギャラリーを対象に現地で仕入れた布等の卸販売を開始。
2003~2010年 銀座SYN美術にて店舗販売 店舗撤退以降、再び卸販売やギャラリーでの展示会開催、講演等を行いながら現在に至る。