【終了】INDIAN RHAPSODY第2楽章 宇宙卵とマンダラ 2016.9.27(tue)-10.10(mon)
「卵の中に植物でいうところの胚が含有し、その胚から世界が生じた」という宇宙神話は、多くの民族が共有している。
古代インドの文献にも『宇宙卵』神話があり、はじめて知った私は永く心に留めていた。ある時、それを絵にしてみたいと思った。いくつか描いていくうちに、その卵の内部にマンダラ的模様を入れ込んでみた。面白くなり、次々と卵を生んだ。ダンボールの上に、布の上に、宇宙卵の内のマンダラと、マンダラを様々な形態で制作。展示空間が、母胎の内部空間に感じられたら面白いのだが。それは「万物は1つのもの。同じ気息、同じ微粒子の組み合わせからなる。」ということを表しているのです。
– 渡邉真砂