シンガポールの音響職人エリントシーカーの最新作!「Life Without Dreams」elintseeker2024年10月25日(金) 発売
◎作品概要
発売日: 2024年10月25日 (金)
品番 : PLOP23
アーティスト: elintseeker (エリントシーカー)
タイトル: Life Without Dreams (ライフ ウィズアウト ドリームズ)
メディア: CD, DIGITAL
収録楽曲 (全8曲):
SIDE SUNSET
1. Sunset 2. East Coast Balearic 3. City Lights, Lazy Nights
INTERLUDE
4. Alternation of Night and Day
SIDE SUNRISE
5. East Side Life
6. City Horizons
part 1 – Watching Rain Through Windows
part 2 – A View Of The City Covered In Rain, From Above
7. Sunrise
BONUS TRACK | EPILOGUE
8. Pacifica
◎試聴ページ
https://on.soundcloud.com/Jy6WV3VQcTF1KKoH9
◎CD購入ページ
– 当ウェブストア
https://ethnorthstore.com/products/plop23
– BANDCAMPストア
https://naturebliss.bandcamp.com/album/life-without-dreams-plop23
◎作品概要
シンガポールの音楽家エリントシーカーによる7 年ぶりの新作は、これまでのアンビエント路線から脱却したかのようなダイナミズム溢れる超大作!
トレードマークの空間的な反響するギターを軸に、日本人女性アーティストPiana のふんわりボーカルをのせてバレアリック、AOR、プログレッシブ・ロック、
ニューロマンティックやニュー・ウェイヴなどジャンルを自由かつスムーズに横断した心地のよい作品。全音楽ファンに聞いて頂きたい、
良質な最新型のポップアルバム。
◎エリントシーカーによる本作品の説明
7 年間の沈黙を破り、エリントシーカー(Elintseeker)が最新アルバム『Life Without Dreams』とともに表舞台に戻ってきた。
このアルバムで、彼は幼少期から思春期にかけて自身が愛し、自身の人生と音楽的道程を形作った時代の音楽的ハイライトを求めて心の内を見つめ、
ポップ・ミュージックの数多くの領域に足を踏み入れた。当初、このアルバムには、眠れぬ夜や夢なき夜の半覚醒状態で作曲された、
ゆったりしていてビートのないアンビエントな楽曲が収録されていた。しかし、エリントシーカーは、元の楽曲の情緒的でメランコリックな雰囲気を残しつつも、
構成を作り変えた。その意図は、心地よいグルーヴ、予測しやすい構成と進行とメロディー、そして曲のわかりやすさというポップ・ミュージックの
指針に準じることだった。
今回のアルバムには、数人のゲストが参加している。最も注目すべきゲストは、以前も楽曲制作で協働したことがあるギリシャのフルート奏者で
Luup メンバーのステリオス・ロマリアディス(Stelios Romaliadis)と、日本人歌手で音楽家のPiana(ピアナ)。
ゲストボーカルに迎えられたPiana は、アルバム内のほぼすべての楽曲でボーカルを務め、彼女と仕事をしたいというエリントシーカーの長年の夢を叶えた。
アルバムに収録されている「East Side Life」や「City Horizons」などの楽曲は、Piana のボーカルを明確に念頭に置いて2000 年代中盤から
後半にかけて制作されたものだ。そのため、今回彼女とのコラボレーションが実現したことにより、何年もの時を超えてエリントシーカーの
思い描いたとおりの形に楽曲を仕上げることができた。ジャズ調のアンビエントなプログレッシブ・ロック、
おぼろげなAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)、バレアリック、重い残響音が特徴的なニューロマンティック、ニュー・ウェイヴ、アート・ポップといった、
ジャンルの境界を行き来する『Life Without Dreams』は、ポップ・ミュージックがもつ、最も夢のようで、ロマンティックで、
記憶や感情を呼び起こす力を讃えるアルバムだ。それと同時に、夜の街から生まれ、あるいは夜の街のために作られた音楽であるという印象を表現している。
さらに、新型コロナウイルスの流行によるロックダウン開始からの数か月間にアーティスト自身だけでなく世界が直面した活動制限や先の見えなさに対する
彼の反応を音楽として記録したものでもある。その最適な方法は、これまでのアンビエントなアプローチで落ち着きや静けさを求めるのではなく、
音楽をとおして「動き」と「切迫感」を示唆することだった。また、今回のプロジェクトは、作曲の技術を徹底的に再考するきっかけとなったため、
長年エリントシーカーの頭のなかで響き続けていた音楽的定型表現、つまり時の流れとともに忘却のふちに沈みつつあるスタイルやサウンドを実践することができた。
◎elintseeker (エリントシーカー)プロフィール
elintseeker はシンガポール在住ファズ・リー(Fuzz Lee)によるソロプロジェクト。
ドラマーとして音楽活動を始めたのち、現在ではギターを主に用い、空間性のある音響的アプローチの通常のバンドサウンドとは異なるサウンドを構築している。
これまでに様々なミュージシャンとコラボしており、アルバムやビデオ作品、ライブパフォーマンスに参加。2012 年の英Somehow Recordings から
デビュー作を発売後、PLOP/NATURE BLISS よりSilent Ballet 誌の2015 年の年間ベストにも選ばれたアルバム「Geography of the Heart」、
続けて「Gerwalk Modes」を発表している。アンビエントからフォーク、電子音楽、ネオクラシカルまでを包括したFuzz の音楽は、
自己の経験を元に常に進化を続けるアーティストである。
– elintseeker ウェブサイト
https://linktr.ee/elintseeker