百年の衣服
〜春展〜
2023年3月18日(土) – 3月26日(日)
まるで現代の民族服のような洗練されたルックス、
そして心身ともにリラックスできることを考えて作られたカタチや質感、
日頃から当店の定番として扱いのある国内ブランド、百年の衣服の展示販売会を開催します。
大人気の三つ結び旗袍を初め、一度に同ブランドのラインアップをご覧いただける、
貴重な機会となりますので是非ご覧ください。
『世界の様々な国々の衣、
布を身に纏っている佇まい。
素朴な、人間らしい装い。
時代・国を問わず、そんな衣服にいつもときめきを感じます。
自然な装いであること、身体を心地よく包むことを
大切にしながら、形を決め生地を選び、仕上がりまで一人で制作をしています。
緊張をほどいて存分に、身体を感じて過ごす衣服。
春という明るい光の力を借りて、
豊かな色彩を取り入れた衣服と共にお待ちしています。』
百年
≪ 全ての衣は、会期終了後のお渡しとなります。
お届けの目安はおおよそ1~4週間後となりまして、
ご希望であれば送料520円で、全国にお送りいたします。
展示している衣服のほかにも「衣服の形」「生地の種類」「色」の組み合わせを
ご選択いただいてのオーダーもお受け致します。
色見本シートからお選びいただけますので、ぜひお気軽にご相談下さい 》
布睦のショルダートートも一緒に並びます。
国や時代にボーダーを引かず に、布同士が仲睦まじく集まって生まれるもの、
それを通して人と人もまた、睦まじく繋がっていく。
百年と布睦の出会いから新しい何かが生まれそうな予感のままに作られた、
素朴で愛らしいバッグが届きます。
素朴な布が胸を包んでいるようで、なんだか安心がするような四角い形。
この〈心地〉というのは、百年が服作りにおいて衣服が身を包む役割について大切にしている感覚と、
重なる〈心地〉だと思っています。
<百年(ヒャクネン) yuko kinoshita プロフィール>
百年前、家族の衣は母や娘さんが縫っていた頃から、既製服が主流になった現代であっても
当時の衣・生活道具や文化に、安らぎや安心感や美しさを覚えるのは、人間の普遍的な部分があるからだと思います。
お米がおいしい、布に包まると気持ちがいい、桜は何度見ても美しいなど、時代がうつろいでも変わらないもの。
それらは、きっと百年後の人もかわらないのではと思います。
百年前の手仕事への尊敬と、百年後も変わらないであろう人が感じる普遍的な心地のよさを探しながら、
私自身もその間に生きる一人であることも感じながら、服作りをしています。
<布睦(nunoboku) emi maejima プロフィール>
服飾専門学校卒業後、洋服のお直しの会社で約10年働く。2017年よりものづくりの活動を始める。
着物、着ていた民族衣装、自分の買い集めたものなどできる限り今あるものを使って自分が長く使いたいと思えるものを制作している。
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期間:2022年3月18日(土) – 3月26日(日)
時間:13:00〜18:00(月・木曜日は休廊)
場所:the ETHNORTH GALLERY 2Fギャラリー
主催:百年