【終了】「子をくるむ布」中国少数民族展2015.3.17(tue) – 3.29(sun)
3月17日(火)より、「子をくるむ布」と題した中国少数民族衣裳の展示販売会を行います。主催は、昨年7月に当ギャラリー記念すべき第一弾目の展示「布に込める想い」を催した坂井昌二氏。坂井氏は80年代から中国西南部を駆け巡り、これまでずっと布等の卸販売業に携わってきました。今年の初めにも雲南省まで買い付けに行ったばかりだそうで、その豊かな経験で培った確かな目で収集されたコレクションは必見です!
母の手によって作られる背帯や背面には、単なる実用的な機能を超えた精密な刺繍や織りの技術が施されます。 過酷な環境に生まれ出たわが子をヒトの世に迎え繋ぎ止めるための儀式として母は子に布を纏わせ、か弱い命を懸命に守ろうと祖先や信仰の力を紋様に託した布で子をくるみました。今回は、そのような子供+布にまつわる中国西南部の少数民族の手仕事を展示販売致します。
*同時展示:ミャオ族のアクセサリー
【期間】2015.3.17 – 3.29(月曜日定休)
【時間】11:00 – 19:00
「子をくるむ布」中国少数民族展
“Fabrics for a Child” Costumes and accessories from the Chinese indigenous people
主催:坂井昌二
presented by Shoji Sakai
【坂井昌二氏プロフィール】
1986年~89年 中国を始めアジア各地を回り、以降8年間会社勤めをしながらも夏冬の年2回必ず「アジア詣で」を続ける。
1997年 広西チワン族自治区南寧に留学
1998年 雲南省麗江に留学
1999年 留学より帰国、主にアジア関連の品を扱う店舗やギャラリーを対象に現地で仕入れた布等の卸販売を開始。
2003~2010年 銀座SYN美術にて店舗販売 店舗撤退以降、再び卸販売やギャラリーでの展示会開催、講演等を行いながら現在に至る。
【場所】the ETHNORTH GALLERY 2F