ラオスの手仕事 vol.6〜原始へ還るラオスの織物〜2019年2月13日(水) 〜 2月24日(日)
「高機(たかばた)」と呼ばれる織機を使い、伝統が引き継がれてゆくラオスの織物。
しかし、その伝統の原点ともいえるであろう、さらなる原始的な織機がいまなお使われています。
それが「腰機(こしばた)」。名前の通り、織り手が腰を使って体全体で織り機を操作する手法です。
ビーズが一緒に織り込まれたもの、どこか愛嬌のある動物などがあしらわれた布は、
美しく大胆なラオス少数民族の世界に私たちをいざなってくれます。
「腰機」ならではの厚みのあるしっかりとした生地に使われる糸は、ラオスの豊かな自然からいただいた
天然素材によって染められたもの。原始機が織りなす、奥深いラオス織物の世界にぜひふれてみてください。
「期間中の催し物」
下記の日時には、ラオスのこどものスタッフさんによる、今なおラオスで使用されている腰機織の実演を行います。
2月17日(日)14:00 ~ 15:30
2月23日(土)14:00 ~ 15:30
2月24日(日)14:00 ~ 15:30
入場無料で出入りも自由ですので、是非見学にいらしてください。
「ラオスのこども」とは?
私たち特定非営利活動法人「ラオスのこども」は、1982年より、ラオスの子どもたちの教育環境の向上を願い、
日本および現地ラオスで活動を続けている国際協力NGOです。私たちは、子どもが自らの力を伸ばす権利、
人生を主体的に選択する権利を全うできるよう、教育の普及に協力し、公正で平和な地球社会づくりに貢献することを目的とし、
今日、子どもが教育を受ける機会を十分得ていない地域のひとつであるラオスにおいて、以下の活動を行っています。
ラオスでの絵本・児童書の出版・学校への図書の配付・学校図書室の設立運営支援・教員の研修を通した読書習慣の普及、
本や紙芝居の活用による学校教育の充実・作家や画家、編集者など本の作り手の育成、
そして、子どもが集い遊び学べる場である「子ども文化センター」の運営支援など、子ども自らが学ぶ力を伸ばす環境を生み出す活動に取り組んでいます。
また、この活動の過程で子どもと市民の参加を促進し、活動によって得た知識や情報を日本社会に発信し、
誰もが対等に力を発揮し合う関係を作り出すことで、それぞれが成長の機会を得ることをめざしています。
主催:(認定)特定非営利活動法人ラオスのこども
〒143-0025 東京都大田区南馬込6-29-12-303 TEL/FAX 03-3755-1603 alctk@deknoylao.net
https://www.deknoylao.net